MT4のEAをバックテストをする際には精度の高いヒストリカルデータを使用する必要があります。精度が高いとされているFXDD社のヒストリカルデータを使うのがおすすめです。FXDD社のホームページからヒストリカルデータを取得し、ZIPファイルを解凍しておきます。以下バックテスト準備の手順です。(EURUSDの場合)
まずはMT4のオプション設定をしておきます。
- MT4画面上部のツールバーから「ツール」→「オプション」を選択。
- 「チャート」タブをクリックし、「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」の項目に、最大値である「9999999999999999」を入力し「OK」ボタンをクリック。
- 再度ツールバーから「ツール」→「オプション」、「チャート」タブを選択し、自動で値が変わっていることを確認する。
- MT4を再起動する。
- ツールバーから「ファイル」→「新規チャート」→「EURUSD」を選択し、チャートを表示させ、時間足「M1」を選択する。
次に既存のヒストリカルデータを削除していきます。
- ツールバーから「ファイル」→「データフォルダを開く」→「history」を選択。
- 使用中の口座フォルダを選択し、HST拡張子のファイルがある。(フォルダ名「通貨ペア名+時間足」)
- フォルダは閉じずに、MT4のみを閉じる。
- フォルダから「EURUSD」の全てのファイルをDeleteキーで削除する。
- フォルダを閉じ、MT4を再起動する。
あとはヒストリカルデータを呼び出し、インポートしていきます。これでバックテストの準備が整いました。MT4のEAのバックテストを行うのは、MT4上級者でもかなり難しい作業です。精密なヒストリカルデータを入手し、準備を正しく行わなければいけません。ひとつずつ手順が間違ってないか、確認を行いながら作業してください。